カテゴリー「地域」の81件の記事

夏越~富岡八幡で茅の輪くぐり

 630日は丁度一年の折り返し。
半年の間に知らず知らず積もり積もった汚れを落とすのが夏越の祀り。
茅の輪をくぐることで、半年間の汚れを落とし、清らかになった心身で以降の半年を健やかに過ごせるよう祈念する神事。

 去年は雨模様だったので、式典は神殿で執り行われていたのだけれど、
今年は、それこそ長蛇の列で、くぐり待ちの蛇行が出来るほど!

 門前仲町界隈は、祭りに関してはとてもアツい。

 本来なら、昨年が本祭りで神輿連合が練り歩くはずが、震災の喪に服す意味もあり、今年に順延になったのだ。
祭りがあるから、と帰省する人もいるらしい。
都会は祭りが無いような印象があるけれど、祭りがある下町は、休みをとり帰省して神輿を担ぐのを楽しみにするような、ふるさと文化が息づいているのだ。
 東北に似てる、と思う。
それゆえ、東北生活の長い私が馴染んだのかもしれない。

 今年の神輿連合には、東北からもお神輿が参加すると宮司さんが言っていた。

 母と茅の輪を潜り、近くの甘味処で小豆氷で涼を取った後、しばし我が家のニャンコ達と戯れ、地元のそば居酒屋で直会。
 
 あけ放たれた間口からの風が心地よい。
「これまで開けっ放しにしたことなかったけど、逆にお店の中が見えて、新しいお客さんが入ってくれたりするんですよね」とおかみさん。
 お会計、ご主人に「ご無沙汰して」と言うと、「まいど。ご無沙汰ってほどじゃないでしょう」!あー、たしか二か月前にもお邪魔しましたっけ!

 感じ方は人によりけり、だけれど、
今の私には、この江戸深川の距離感が好きな感じ。

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2012年6月30日 記 写真は例祭後の茅の輪と神殿)

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鷽替え2012


 三年前から通い始めた亀戸天神の「鷽替え」。
雪が降って不浄が払われたかのような清涼な空気に包まれ、亀戸に。
これまで日暮れ時に参拝することが多かったので、眩しい陽射しも新鮮だけれど、なにやらごった返しているのが江戸時代にタイムスリップしたみたいで新鮮だ。お年寄りも多いけれど、カップルも多い。ん?嘘にしたいことがあるのかな…?

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 鷽替えは124日と25日に行われる年中行事。
去年は二日目の25日午後3時過ぎに訪れたので、すでにおおかたの鷽鳥は売切れ、懐中守りを頂いたのだ。
今年は出遅れまいと24日。
お目当ての一番小さいタイプ、初穂料600円の「1号鷽鳥」を頂く。

「一番大きいのは売切れなんだね~」と言う声に、ええ?と一覧を見あげたら、鷽鳥の一番大きなサイズ、10号には「売切申候」の張り紙! 
不景気なこの世の中、高いものから売り切れるなんて!

 この大きな鷽鳥を求める人ってどんな人なんだろう。
何となく、虚を実にする商売の人のような気がするけれど、、、違うかな?

 鷽鳥は、一体一体ご神職が手作りしているので、表情が微妙に違う。
私はいつもつぶらな瞳で見上げている鷽鳥を選ぶ。
鷽鳥は由来書にくるまれて授与される。この由来書には番号が記され、25日夕刻に天神様から授かる「金鷽」番号が当たった人には金鷽が授けられるのだそうだ。
(今年初めてリーフレットを読んで知りました…)

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 でも、選ばれたラッキーじゃなくても、この一年の色んな事を嘘=ポジティブに置き換えて、これからの一年、良くなかったことを踏み板として良い形で進んで行けたらそれで十分、と思う。


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 石灯篭の上にも雪が残り、去年は咲いていた梅もまだ蕾。
寒梅だけが数輪ほころんでいた。折よく天神囃子の笛太鼓…。

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 大太鼓橋の右隅は、社殿をスカイツリー込みでフレームに納めることが出来るベストポジション。今日はスカイツリーでも雪片づけをしたとか。

「今迄のあしきもうそとなり吉(よき)に鳥かへん」
 一年前よりも、嘘にして欲しい事が多い気もする。
ってことは、やっぱり歯車が回って活動が活発になってるから悪しき事も付随して起こるのよね、などと納得し、汚れは今日の雪と共に消し去って。

亀戸天神社HP
http://www.kameidotenjin.or.jp/events/monthly01.html

 


2011年2月24日記)

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深川の三の酉

 今年は三の酉まである。
 一の酉で、大鳥神社の可愛い熊手を頂き、お参りも済ませたのだが、日の高いうちだったので、お祭りの風情はいまひとつ。で、日が暮れてから三の酉にも詣でてみた。
 てらてらした明かりに大小の熊手がきらびやか。けっこうな人出で、富岡八幡には参拝客の行列。やっぱり夜の方が御祭りは賑やかだ。

 熊手を買う人は、屋台を決めている人が多いのだろう。
「今年もよろしく、後で来ますから」と、古い熊手を納める前に、売り子さんに声をかける人もいる。

 一の酉の112日に買ったのは、去年と同じ升付きの熊手。
 そしてそのあと、とんとん拍子に良い知らせが!

 今年は、去年より一歩前進。
 いままで止まっていた歯車がゆっくり動き始めている。小さな歯車の活動が活発になって、大きな歯車の速度がだんだん増しているのを感じている。

 いっそ御祝に参道で熊手を買っちゃおうかな、とも思ったけれど、すでに熊手が福を集めはじめてくれたのだから、この一年はチビ熊手に運を託し、来年、招き猫の熊手を買うと心に決めた。

 シャンシャンそーれ!シャンシャンそおーれ!
シャンシャンそれっそれっそれっ!

 手拍子に送られ、晴れやかな気持ちで、きらびやかな熊手を掲げ参道をゆく自分を想像しながら…。

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亀戸天神献灯明-2011

 亀戸天神の例大祭・献灯明。
二年ぶりに御案内はがきを頂いたので、母と夕涼みがてら参拝した。
藤の花募金をきっかけにおととし参加。
夏の夜を静かに送る静かな祀りに魅了されて、今回も。

 おととしより灯明が多い気がする。
社殿では祭礼が行われていて、それを終えた皆さんが提灯を携えて新地池を取り巻くぼんぼりに灯火をともしてゆく。

 この日は社殿も解放されている。
母と玉串を捧げ、平安を祈願した。

 

鳥居を潜ってすぐの太鼓橋のてっぺんが、何故か灯明が少なくて寂しかったので、その頂に母と私の献灯明を括る。おととしは確か和蝋燭だったと思うけれど、今年はティーライトキャンドルになっていた。確かにこちらの方が安定感があるかも…、と思う横で、多分、町会の子供会かな、「紐が燃えてる!」「ねー、こっち、消えてるのがあるよー」など、かしましく、ほほえましい。

 おととしは風が無く暑かった。
今年は程よく風もあり、運よく蚊にもさされなかった。
ゆっくりと新地池のほとりを散策し、ゆらゆら揺れる池の水面の献灯明も堪能した。

「震災地の方が夏祭りをやっていて」
と、若い女性の声。
どうも、自分たちの企業?が、早々に夏祭りの自粛を決めたことを嘆いている模様。
「慰霊の意味でもやった方が良いと思ったんだけど、会社の方針で」
「主張すれば良かったのに」
「でもあの状況では主張しても」
「万が一ということも考えたんだと思うしね」
「人がたくさん集まっている時に何かあったらどうするの、って事もあるし」
「確かに、帰れなくなったりしたら大変だしね」

 ほんと、花見の時期は自粛ムードたけなわだったし、何となく世紀末みたいな雰囲気も漂っていた。都心部では、震災後早々、祀りの縮小や中止を決めたところが多い。

「こうして参加してみると、やっぱりやった方がよかったよね」

 今、間もなく半年を迎えようとして、色々不安はあるけれど、気持ちはやや平常に戻りつつある。
一方で、このまま何事もなく、と願いつつ、何事もないわけはない、とも思っている。
そんな精神的なアンバランスが、おそらく10年単位で続くのだろうな、と感じる。厳しい精神状態と長く付き合わなくてはいけないのだ…。

 灯火だけの静かな祭り、献灯明。
二回目の参加にして、その本来の意味を味わえたような気がした。

*写真は後日アップ予定

2011年8月26日午前2時記)

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酷暑の深川・夕涼み猫

 東京に再び酷暑が戻ってきた。
幸い、西側の部屋は比較的しのぎやすいうえ、ベランダと玄関周りの通路にうち水をすると、それなりに気温が下がるらしく、ニャン子たちも心地よさげにシエスタ…。

 陽射しが若干弱まる4時ごろから、お散歩がてら買い物に。

 マンションに引っ越す前の深川・下町の路地裏アパートが何となく懐かしく、以前住んでいた界隈を散策してみた。
このあたりは、古くから住む人が多く、ほとんどが顔なじみ。
昭和40年代、いえ、もっと以前かもしれない、間借りのアパートも結構沢山ある。イメージ的に暑苦しそうだし、当時より今の東京は気温が数度上昇しているから、暑いことは間違いない。けれど、昭和の時代の建築なので、玄関を開放して各部屋の窓を開ければ風が抜けるように設計してある。国民的に節電モードの現在では、かえって風通しが良くてエコかもしれない。

 かつて住んでいた住まいのある路地へ。
アパートの向かいの一軒家が忽然と消えていて、更地が広がっていた。
間口の広い平屋建てで、夏場は玄関の戸が半分ぐらい開いていたので、広いたたきが伺えた。たまに、ランニング姿の御老人の新聞を読む後姿が見えていたけれど…。

 

バブル期、このあたりは超高値で取引されたらしい。
でも、頑固な江戸っ子が多いこの地区は、意地でも土地を売らなかったようで、当時建設されたマンションも、いびつな形で民家が食い込んでいることが多い。
それが、世代交代の時期ぐらいから、ぼちぼち更地になったり、デザイナー建築の一戸建てになったり。

 御老人はどうされたか…と、意外に広い更地の青紫蘇を眺めて思いをはせた。

 路地の角を曲がる。
下町には珍しく庭のあるお宅(多分駐車場を庭にしたようだ)を覗いたら、にゃにゃ~ん!ニャンコが二匹、夕涼みしてる!!
 このお宅は猫好きで、当時は野良チャンにご飯をあげていた。
 片やお隣りの老夫婦は猫嫌いらしく、猫よけの網を張り、絵にかいたような猫バトルを繰り広げていた。(ちなみにお嫁さんは猫好き…)
 敷地内で寛いでいる茶トラのニャンコは、私が住んでいた当時の野良チャンにそっくりなので、おそらく末裔。ちゃんと首輪をしていて、しかも、ネームタグと鈴も付けてもらって、大事にされている模様。陽も高いこの時間に、伏せのポーズで寛いでいられるのも、守られている安心感があるからこそ。
 

 良かったにゃん~!

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年前のいろんな思いを交錯しつつ、深川・下町そぞろ歩き。

2011年8月8日記)

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浴衣でお出かけーほおずき市

 7月9日・10日は東京浅草・浅草寺のほおずき市。
去年も、四万六千日の「この日だけ限定」〝雷除けのお守りを頂きに参拝し、てらてらした灯火の下、威勢のいいほおずき売りの声を聴きながら散策した。
去年は普段着だったので、今年こそ浴衣で、と準備したのは、夏草や雪輪をあしらった綿麻の浴衣、そして、厄年に母が贈ってくれた夏帯。浴衣には扇子よりも団扇かな、と、10年以上前のほおずき市で買った年期の入った団扇を引っ張り出してきた。

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 そういえば、陸前高田へのゆかた支援に、コーマの浴衣とリバーシブルの帯を提供したのは、まだ袷の時期だったっけ…。
 6月18日に開かれたゆかた支援会は開始前から約200人が列をなして開場待ちするほどの盛況ぶりだったそう。娘や孫の分も品定めしたお婆ちゃんや、子ども用の浴衣を探しに来たママさん、などなど、東北の人の着物文化が伺えた。
 浴衣を提供しながらも、「このご時世に浴衣で寛ぐなんて、と思う人もいるんだろうな」との気持ちもよぎった。でも、以前のコラムにも書いたが、東北人は、短い夏だからこそ、夏祭りで盛り上がる。近隣から、遠くから、土地にゆかりのある人が祭りのときだけは戻って一緒に過ごすことも多い。だからこそ、この浴衣で行く夏を惜しみ、今夏を過ごせることを楽しんで欲しいと思ったのだ。

 8月16日の午後には陸前高田で浴衣で和む会、夕方から大船渡で盆踊り大会が開かれると言う。私の浴衣も一役買って喜んでいることだろう。

 このほかの地域でも、ゆかた支援の要請があるようで、あちこちで浴衣や帯、小物の提供を呼び掛けている。もし、袖を通さない浴衣があったら、近くのボランティア団体などに提供してみては如何?
 
 さて、そろそろ浴衣に着替えて夕涼みに出かけようかな。

2011年7月10日記)

 

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富士浅間神社の大蛇守ー深川のお山開き

 7月1日は富士山のお山開き。
地元深川、富岡八幡宮にある富士浅間神社でも、例大祭が行われる。
八幡宮の月次祭のあと、御開帳した富士浅間神社に参拝した。
酉の市には三つの社が御開帳するので、必ず参拝するのだけれど、7月1日に詣でたのは初めてのこと。
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 お山開きのこの日だけ授かることが出来る「大蛇守」。
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 もともとの縁起は江戸時代に流行った疫病除けとのことだが、現在は身体健康の御利益があるそうだ。白い蛇を和紙で模した御幣と、藁を梢に括りつけたものがある。いずれも御利益は同じだが、藁細工のお守りは、蛇口に下げるのが本来の祀り方だとか。水事情が悪かった頃は、夏場は水が傷みやすくお腹を壊すこともあったし、疫病は汚れた水によることも多い。水を清めて病気を封じる、ということなのだろう。

 ただでさえ水が心配なこのご時世。
 「一年に一度、この日だけ」に弱い私は、健康を気遣っている青森の友の分も頂戴した。枝ぶりも違えば、藁の巻き方も一つ一つ違う。

 お社の左手裏には、富士山の溶岩を積み重ねたかわいらしい塚がある。
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 浮世絵「江戸名所図会」の「深川八まん山ひらき」に描かれた深川富士は、江戸時代の富士信仰の流行?を受け、かつての永代寺の庭園に設けられたもので、現在は残っていない。この神社裏のミニ富士は、最近のものらしい。

 大蛇守りを蛇口に括りつけてみた。
ビルトイン浄水器の蛇口にも意外と馴染む。
いや、むしろ蛇っぽいデザインの蛇口だから?
短冊がゆらりと揺れ、七夕みたいで嬉しい。
清められた気分で、汲み置き用の水を準備しよう!
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2011年7月1日記)


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亀戸天神は藤満開―2011

 5月2日の月曜日を挟んで連休後半。
まだ予定が決まっていないのなら、是非、亀戸天神の藤を愛でに!

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 間もなく完成するスカイタワーを仰ぐ藤は、4月29日時点で半分が満開!
ここの藤は、日照や土の関係で前半後半で一週間ぐらいの開花の差があるようなので、5月に入っての連休後半は、早咲きの藤と、開花してゆく遅咲きとが交差して、一番いい時期ではないかと思う。
 「花見」―古来から、人は花を見ることで、そのパワーを貰った。今年の藤の花は、房も豊かで色付きも良い。綺麗な藤色の花を愛で、足元に咲き乱れるツツジの甘い香りによい、薫風を感じて、これまでのうつうつとした気分を取り払おう。
 
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 祀り事は庶民や農耕儀礼から発生したことだ。上の人から自粛せよと言われる筋合いはない。花を愛で、生命力を貰い、不安な世の中に立ち向かう気持ちを整える…。それはその人その人の心の持ちようなのだから。

 献杯す 紫薫る花房に minako

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2011年5月2日記)
(写真は4月29日撮影、亀戸天神)

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水質表示を変更、江東区は「限界値5」

 天気が良くて風が弱い日に水を汲み置くのが習慣になっている。
4月15日から、東京都水道局が発表する放射線量データが細分化されている。今まで20ベクレル以下は不検出、としていたが、低レベル?状態が続いているため、15日からより低い濃度まで測定し、「検出限界値」を用いて結果を示す方式に変更した、と説明している。

江東区に配水の金町浄水場、4月17日午前6時採水の測定結果
 ヨウ素131 不検出(検出限界値5)
 セシウム134 不検出(検出限界値5)
 セシウム137 不検出(検出限界地8)
 
 参考資料の3月22日からのデータ一覧でも過去に遡って検出限界値が公開されている。もう少し早くこのデータを公開して欲しかった…。水を汲み置くか、様子を見るか、判断したかったから。
 浄水場から各家庭の蛇口までどのぐらいの時間をかけて排水されるのかは詳細不明だけれど、その日の早朝6時の検査結果が示されるのが午後3時ぐらいだと思えば、江東区の我が家だったら夕食の支度から翌日にかけては、大雨でも降らない限り大丈夫だと自己判断して使っている。だから、こうした小さな数値でも早期に示してもらえたら、判断基準がもっと明確になり、安心できたのに…。
 
 まぁ、詳細が示されるようになったのは改善なので…とりあえず暫くは、天気予報と水質データを参考に、好天続き、風がおさまっている日に汲み置いて、このデータの値を見極めて、飲用するか風呂に使うか判断していこう。

<東京都水道局のHP
◆4月17日放射線量の測定結果について>
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/tp_first.pdf
◆データ公開方式の変更について
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/tp.html

2011年4月17日記)

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都の水質表示―水と付き合うために

 今日(4月13日)、数日ぶりに東京都の水質データをチェックしたら、セシウムなどの項目が追加されていた。さらに、3月22日からのデータが一覧で掲示されている。いつから項目追加になったのか不明だけれど、おそらく「レベル7」発表前後と推察する。
 データの開示や項目が増えたことはいいことだ。ただ、「不検出」の規定が20ベクレル以下として幅があるのが気になる。煽らないように、とのご配慮は有難く頂くけれど、隠さず細かい数値を示してもらった方が、水道水を利用している身にとっては、汲み置きするかどうかなどの判断基準になるのでより有難い。危ない日よりは、安全な日に汲み置いた方が良い。19より8の日に汲み置きたいに決まっているのだから、生活者目線でデータを示してもらいたい。

 ちなみに、水の汲み置き方法も都のHPに掲示されるようになったようだ。
以前、当コラムで発信したように、浄水を汲み置く場合はカルキが抜け水が傷みやすくなるので、使う場合は煮沸するよう、など記されている。

 ニャーナリストminakoは、飲み水は数年前からネットでサンベネデッドを取り寄せてはいるが、その他のお茶や味噌汁は浄水器経由の水道水なので、調理用としての水質に注視。午前は、とりあえず汲み置き水でお茶を淹れ、天気も原発も安定して風も強くなく、発表データが「不検出」なら水道水を沸かしている。
 天気予報と風向き、そしてニュースで原発動向をチェックして、天気が崩れそうなら、その前の安全そうな日に、空きペットボトルに日付けを書いて浄水を汲み置き、古い順に使う。お風呂にも雨が降る前に多めに水を張って、雨が落ち着くまで、数日、沸かして使う。大口の選択もこの間に済ませてしまう。
 放射線への自己防衛、でもあるし、万が一余震で停電した場合、マンションは水が出なくなるかもしれないからその対応でもある。節水にもなり、エコにもつながる。
 何度も何度も書いているけれど、これは、一月ふた月ではなく、年単位でのライフスタイルになる。都民は上手くこの状況に付き合ってゆこう。

<水道水の放射線量測定結果:東京都水道局>
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/tp.html

<水を汲み置く際の注意事項:東京都水道局>
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/h23/press110404-01.html

2011年4月13日記)

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