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四半世紀過ぎても

 時は遡り、824日。

 この日はキャリア・コンサルタント試験。
 酷暑の中、酒断ちして(!)受験勉強し、さらに夏風邪でゼイゼイしていたのを乗り切ってのキャリコン試験、小論文もあり、大学受験ぐらい集中して臨んだ感じ。

 その後、よれよれになりながら、向かった先は、高校時代の同級会。
 キャリコン試験でほぼエネルギー切れと思い、いったんは欠席届を出したのだが、その後、恩師も出席とのお知らせあり、年齢を考えたら、もう、これが最後の再会のチャンスかも、と、よろよろしながら赤坂へ。

 カジュアル・イタリアンの扉を開けてくれたのは、…誰? 
全く分からず、キョトンとしている私に、「Tです。人間大きくなりまして」。
その瞳をみて、かつてスポーツ少年で硬派だったT君、と認識。
「ああー!そうね、1.5倍ぐらい」と言ったら、小突かれた。

 女性はそれなりに気を使っているから、何となく面影を残しているのだけれど、人生半世紀を越した男性は、頭もお腹も(!)変容しているので、なかなか記憶と重ならない。

 でも、面と向かって話していると、にこやかな顔の瞳と声は、ほぼ変わらず。

 さて、担任のS先生との再会は、大学生以来。
もともと心理学専攻で英語担当、現在は、いのちの電話などにも携わっているそうだ。
カウンセリングを学び続けている事、学習会を手掛けている事、などをお伝えする。
いくつか参考になる技法について伺えた。

 その後、実用書とともに、暖かな御手紙が届いた。
「頑張ってこられた様子が見て取れました」
「前に進んで下さい」

 開口一番、「演劇部だったことは憶えてるわよ」と言ったS先生。
先生が私たちの担任だった年齢になってから、先生に再会、しかも、同じカウンセリングに携わる者として話を交わすとは想像だにしなかった。
 これは、偶然の必然!?それとも…?

 ほとんど思い出すこともない高校時代だったけれど、四半世紀以上経ってから再会する級友との空間は何だか居心地が良くて、あっという間に11時過ぎ。

 気持ちは一時、グラウンドの片隅で発声練習をしている演劇少女に戻っていた。

 その瞳 四半期駆けて 銀杏祭

2013930日記)

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