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6月の薔薇に寄せて

 震災後、初めての大型台風が過ぎ、吹き返しの収まった東京。

 江東区は海の近くなので、いつも塩害を気にして雨の前後もベランダのグリーンには水をたっぷりあげるのだけれど、今回はさらに放射線もちょっと心配だったので、雨が降った後はベランダにお風呂の残り水を流して洗浄し、グリーンにも十分霧を吹いた。数日雨が降りそうなので、来週あたりに晴れ間を見て雑草やコケを除去すれば、特に問題もなかろうかと思う。

 台風が来る前、我が家のつる薔薇が見事に花開いていた。
一つの枝に11個の蕾。他の枝にも。
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 毎年5月に私を癒してくれるつる薔薇。
今年はその開花は格別だった。
9月11日に震災が起き、その翌日の福島原発の爆発。
数日は、不要不急の外出はしない事にしよう、と、心に決め、春浅く乾燥が続く気候だったけれど、ゴメンネ、2-3日は御水をあげられないかもしれないからね、と、呟きながら水やりをしたのだ。その時に、つる薔薇の新芽を見つけたのだ。
 枯れないでね、今年も花をつけようね、と呟きながら、切ない思いがこみ上げたことを今でも思い出す。
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その後、ベランダを大掃除して、朝顔が生き残っていたり、ルッコラ&はつか大根のエコ猫菜園を始めたり、さやいんげんがすくすく緑のカーテンになりつつあったり、、、くじけそうになったりする時、朝夕 minako’s garden で命のエネルギーを貰うと元気になる。

 生命力の強いつる薔薇は台風も乗り越えるとは思ったけれど、なるべく長く愛でていたいと思ったので、今回は台風前に刈り取って生けてみた。
 一輪は亡き愛猫星星の前に。
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既に6月。
全ての人に同じように時間は通り過ぎてゆく。
逆に、なすべき時になさなければ、時遅しとなってしまう。

 この国を何とかしなければ、と思うのであれば、無駄な時を過ごすより、目の前に積み上がった問題を一つでも解決すべきではないのだろうか?
すでに季節は梅雨に入り、積もり積もった放射線を帯びた土壌は台風で巻き上がり各地に舞いおりてしまっているし、再び高レベルの放射能汚染水が海に流れ出てしまう可能性もはらんでいる。補償されるのは僅かなものしかない。
その対策よりも政局に明け暮れている我が国をつかさどる人たち。ホント情ない…。

 30年後に生きている人のために、この一年、いえ、半年をいかに効率よく費やせばいいのか、スピード感が求められていることに気づいてくれるよう切に望みたい。

 うにゃーん!!(わが猫たちの賛同の声)

2011年6月1日記)
(写真は5月18日の薔薇、3月12日の新芽、28日の薔薇)

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