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進行形「レベル5」だからこそ

 福島原子力発電所1・2・3号機の事態は、米スリーマイル島原発事故と同等の「レベル5」。
 原子力安全・保安院は18日、今回の福島原発事故1-3号機の事態を、これまでの「レベル4」から一段階引き上げた「レベル5」としてIAEA(国際原子力機関)に届け出た。

 筆者は、機動隊が17日に翌日
の放水活動を辞退したこと、東京電力側が深夜の会見で、原発への送電設備が18日には整いそうにないことを示したことから、事態が劇的に改善することはなく、最善でもこの状態が長く続くと確信した。そして、今(18日)から、この現実をしっかり受け止め、日常生活を送ろうと腹を括った。

 欧米の駐在員には、本国から、首都圏から離れて南に退避するか、自国に戻るよう通達があったと伝えられている。異国で、しかも仕事で駐在しているのであれば当然のことだ。でも、私の住まいは江東区。今後も「微量の」放射性物質がたとえ継続的に降り続いても、この地を離れる気持ちなど無いのだから、腹を括って今の状況を受け入れるしかない。

 地震の次に津波、そして原発事故。
地震と津波だけだったら、災害発生から一週間後の今頃は、避難所の環境も現状より若干整い、菅首相のメッセージももっと明るい励ましだったかもしれない。原発事故の処理のまずさには歯痒さで一杯だが、今は批判するより、これから待ち受ける長い復興期を自分たちがどうやって支えるかを考えよう。もっとこうすれば、何故こうしなかったの、と思っても、過ぎた時は戻せない。「過去の分析」は学者さんに、「重箱の隅つつき」や「犯人探しのショーアップ」はニュースショーの司会者(
キャスター?)やコメンテーターが頼まずともやってくれる。
 
 スリーマイル島と同じ「レベル5」。
でも、福島原発は、まだ過熱が納まっていない。
送電設備が整っても、数日間にわたり海水を浴びせ続けた機器が果たして正常な機能を保っているのだろうか?これは長期戦、「進行形のレベル5」と考えた方が良い。
 だからこそ、「今、私たちが出来ること」から、「これから私たちが出来ること」に気持ちを切り替えよう。「これから出来ること」に向けて、焦らず、慎ましく、かつ、周りの人と支え合って、今は自分の体力と気力を貯めておこう。節電と共に、無駄なエネルギーも使わないよう、人間力を貯めておく時期なのだよ!
 今は見守るだけしか出来なくても、近い将来「自分が出来ること」がきっと来る。
その時、十分に力を発揮できるように!

2011年3月1820時半出稿 19日2時20分名称など微調整)

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